りんごの摘花・摘果
りんごの摘花・摘果ページです。庭や家庭菜園で育てる場合
あまり神経質になる必要はないと思いす。しかし大きいリンゴが
食べたい場合は不可欠な作業です。
りんごの摘花(てっか)
りんごの花のつぼみが赤く色付く頃から摘花作業を行います。
一般的に花が咲き始めてから散るまでの期間は10日ほどなので、
りんご農家にとっては時間との勝負です。摘花作業を行わないと
その後の生育や果実品質だけでなく、さらには翌年の生育にも影
響を及ぼすと言われています。
■■摘花の仕方■■
りんごの花は、1カ所に5つぐらいの花が咲きます。このうち
一番最初に咲く大きな中心の花(中心花)を1つ残して、まわり
の花(側花)は全て落としてしまいます。
早く花を摘むほど樹の貯蔵養分の消耗が少なく、結実や幼果の発
育、枝の伸長、来年のための花芽形成にプラスになります。
りんごの摘果(てっか)
5月に摘花を終えたりんごの樹には、りんごの幼果が少しずつ
膨らみ始めます。ひと株につき5〜6個の幼果ができます。その中
から丈夫で形が良く軸の太いものを残し、他は摘み取ってしまう
作業です。
■■摘果の仕方■■
中心花の実だけを残して、まわりの幼果を取り除いいきます。
こうすることで残った幼果に養分が注がれ大きく赤く色づいて
きます。
もし摘果作業をしないと実は沢山着きますが小玉になります。
農家の方はそうなると商品価値がなくなるため、毎年欠かさず
する必要がありますが、家庭菜園の場合小さくても良ければす
る必要はありません。
ただし、摘果をしなかった場合、りんごの味が落ちる場合はあ
ります。
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