りんごの袋掛け栽培
りんごの袋掛けについてのページです。有袋栽培と無袋栽培
についての説明をしています。
リンゴの有袋栽培と無袋栽培
(むたいさいばい)とがあります。有袋栽培とはその名の通り
りんごに袋をかける栽培方法で、無袋栽培は反対に袋をかけな
い栽培方法です。
■■有袋栽培のメリット■■
なぜりんごに袋を掛けるのかというと、病害虫から果実を守るため
です。袋掛けによって果実の表面がサビ状になる障害も軽減するこ
ともわかり紅玉やゴールデンデリシャス、金星などサビの多い品種
でも多く用いられるようになりました。
また、「陸奥」や「ふじ」といった品種は果実が小さいうちに袋を
掛けておき、秋に袋を剥ぐと果実が鮮やかに着色します。商品価値
を上げるために袋を掛けるのです。特に「陸奥」は袋をかけないと
果色は黄色く、絶対に赤い色は着きません。
更に、袋を掛けたものはかけないものに比べて貯蔵性が良いことが
分かっています。消費者も買ってすぐに悪くなるものより、長持ち
するほうが嬉しいですね。
有袋栽培のデメリット
■■味が劣る■■
袋をかけることによって日光を遮断するわけですから、当然無袋栽
培に比べると味が落ちます。無袋栽培のものをサン○○との名称で
売られていますが、見かけも貯蔵性も有袋栽培に劣りますが、一般
的に味は良いとされています。
■■手間がかかる■■
一つ一つ手作業で袋を掛けていくわけですから当然手間がかかりま
す。手間がかかるということはコストが上がることを意味します。
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